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心の眼

子どもの頃、母がお化粧をしても、どこが変わったのかがわからなかった。

母は、母でしかなかったから。

 

子どもたちが私の元へ生まれてくれて、大人になった自分と子どもたちの視点の違いを感じる瞬間は、多くのことに気づかされる。

我が子どもたちも、私がお化粧をしても気づかない(笑)。違いがわからないよう。私の外側はほとんど目に入らないみたい。

 

子どもって、「心の眼」で見ていることがほとんど。

 

外側は、あまり見ていない(笑)。

感覚で捉えていると、どうしてもその人の持つエネルギーや、雰囲気、ぬくもり、性質などに意識がいくものね。

子どもたちの眼差しがキレイなのは、純粋に感じたままを受け取っているからかな。

 

子どもといると、その感覚だけで生きることを学ぶ。

思考は、必要なときだけ使わせてもらう。

今を自分らしく生きる師匠だね。